昨日、岡先生から届いたコラムは、衝撃的な事実でした。

情報をいかに入手するか。それによって人生は大きく変わっていくのですから、小学校にUDフォントが導入されてほんとうに良かったです!

さて、岡先生が紹介してくれた、ユニバーサルデザインフォントは、フォント名に「UD」という文字が付いています。Windows10からは、標準インストールされています。Macは標準搭載されていないようですが、https://www.morisawa.co.jp/products/fonts/bizplus/のサイトで低価格で導入できます。また、色の見え方も人によってさまざまです。色弱者が感じる色の見分けにくさを体験することができるメガネ(色弱模擬フィルタ「バリアントール」)も発売されています。医療機関や介護施設のお知らせは、生命や生活に直結します。どんな人にも平等に届けていただくために、ご活用ください。

統計学のすすめ

情報が洪水のように溢れかえっている時代。情報収集が未来を左右します。そして、その情報をデータ化し、データを使いこなせないと出遅れる、と考えます。たとえば、統計学を学ぶ人が増えています。統計はデータを情報に変える学問だからです。言うまでもないことですが、正しい情報がいくつもあれば、それだけ成功の確率は上がっていきます。

たとえば、医療機関経営者がある医療機器を導入しようとしています。その場合、適応患者がどのくらい見込めるのか、あるいは、近隣医療機関の状況はどうなっているのかなど、正しい情報があれば、安心して導入あるいは却下できます。経験則や感覚、業者さんからの営業も大事ですが、身の回りにある無数のデータを自院で集計したり、平均したり、バラツキの性質を調べたりすることで、データを情報に変え、決定することができれば…。そう考える経営者が増えているのです。

今は、情報が洪水のように溢れかえっている時代。データを探すのがそもそも大変だった昔と違い、データを使いこなせないと出遅れます。

先日は、統計の勉強会であるクリニックの事務の方と知り合いになりました。クリニックの事務の方が統計を学ぶことに驚いたのですが、その方は、「アフターコロナの運営についてより適切な運営をするために情報を収集している」と話しておられました。具体的にはオンライン診療導入を念頭においているようでした。たしかにオンライン診療は、コロナ禍で一般的になりましたが、その普及率たるや今一つ。こちらのクリニックも電話対応はしているようですが、オンライン診療にまでは踏み出せていないとか。

「導入した場合、対応できるデバイスを持っている患者がどの程度いて、対応できない患者の場合、家族の手助けは得られるのかどうかのアンケートを取り、対応策を練りたい」

と話しておられました。

統計と難しく言ってもエクセルで十分です。最近は、乱数を発生させて市場変化をシミュレーションすることやデータマッピングもエクセル上でできます。有力情報がいくつもあれば、成功の可能性が高まります。ぜひ挑戦してみてください。

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