本日は、社会保険労務士の石井洋(ひろし)先生による「大阪医科薬科大学事件」のzoom勉強会をしました。

こちらは、「それいゆ2021年1月号」に掲載した内容です。条文を読み慣れていない私たちは、裁判事例しっかり理解することはとても難しいのですが、労務関係の質問は、日々増えています。クライアントから尋ねられた時、適切なコンサルタント・メンバーにつなぐそのために日々勉強しています。

石井先生は気さくな方ですから、楽しい雰囲気の中で行われますが、条文説明はセミナー形式で行います。その間は、我々も条文の該当箇所を見逃さないように、zoomから画面を消してペーパーに向かい話を聞きます。おかげで、同一労働・同一賃金の理解が深まりました。

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セミナー後は、質問も飛び交いました。今回は、M&Cパートナーコンサルティングの診療報酬の専門研究員である能見も参加し、

「職員の家族にコロナの疑いがあり、職員が濃厚接触者に認定された場合、出勤停止となるが、その場合の賃金保障はどうすべきか」

という問題提議がなされて、ディスカッションを繰り広げていました。本当に難しい問題ですよね。いろいろな施設で問題になっているそうです。

労務に関する事は、ケースバイケースで、自組織で判断するのはリスクです。自己判断をなさることは無用な諍いのもと、になるかもしれません。契約されている社労士さんに必ずご相談なさることをお勧めします。(ちなみに、それいゆ編集部が属している「M&C」では士業とコンサルが連携し最善・最良のご提案をいたします。)

石井先生の勉強会情報

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