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外国語で発信するのは確かに至難の業だが、せめて受信は行いたい英語論文を読むための便利なツール

最新情報を集めようと思ったら、やはり英語の文献を眺める必要があります。実際、この一年のコロナ禍(現在も進行中)では圧倒的に英語の情報が世界中から発信されています。そこで今回は、みなさんにもっと海外情報に接する機会を作ってもらいたいという事もあって一つの情報を提供したいと思います。

DeepL(https://www.deepl.com/translator)

AI翻訳というツールです。コピペで貼り付けても、PDFを貼り付けても見事に英⇆日の翻訳ができます。

以前はgoogle翻訳が優れていましたが、それを超える翻訳レベルです。

医師は比較的英語に接していると思われがちですが、なかなかどうして、英語の文献を読む(斜め読みでも)のは苦手な人が多いものです。看護師、コメディカル、事務系職員の皆さんもそうでしょう。そういう人に、使っていただきたいツールです。小生も使って、優れものと感じています。ある大学の教授は、こういうツールを使う人が増えて、学生の英語の報告などはみんな同じになってしまったと話していました。提出された訳文が皆同じなのだそうです。由々しき事態ですが、AIの進歩によるもので、テクノロジーについていけている証拠でしょう。それでも便利なものを使いこなそうとしない輩よりは随分良いと感じています。

将来はテレビ会議等でも同時通訳が行われると言われています(通訳の仕事の消滅?)。学びも効率化の時代です。皆さんもこの翻訳ツールDeepLを使って、海外の情報にアプローチしてみてください。

受信することでまずは慣れたら次は発信。英語で論文発表もできるようになるでしょう。

この記事を書いたのは こんな人

岡 伊津穂
医学博士ICD感染制御医
NPO法人日本医療・福祉環境サービス法人 理事長
職業感染共済会 理事長/ 職業感染制御研究会幹事
特定非営利活動法人日本医療・福祉環境サービス協会(JHWESA) 理事長

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\それいゆ執筆陣/
佐々木直隆、岡伊津穂、中林梓、長幸美、納見将志、岩尾篤、石井洋、福田幸寛、新改法子

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