麻生飯塚病院 地域包括ケア推進本部 小栗和美さんが日創研グループさんの「地域連携 入退院と在宅支援」に8Pにわたり、同院の連携の実情について解説されています!

「麻生飯塚」といえば、病床数1000以上、2500人近い従業員を抱えるわが国有数の超マンモス急性期病院です。その飯塚病院がどのように地域連携に取り組んでいるのか…詳細がわかります。

実は、以前取材でお世話になった時、「連携に興味があるんですよねえ…」とお伝えしたことを覚えてくださっていて、私にもシェアしてくださいました。ありがとうございます!!

図表も多くてわかりやすいです。
麻生飯塚病院さんのホームページはこちらです

発売中の他紙なので詳細にお伝えすることはできませんが、最新の「連携」というのは、

  1. 医療や介護といったヘルスケアの括りを超えて民生委員など地域全体とアクセスする必要があること
  2. 急性期病院であっても、在宅医療や介護への理解がもやは不可欠であること
  3. 2を充実させることで、急性期病院が急性期医療を提供し続けることができること

がよくわかります。

同院規模になると連携先もクリニックというわけにいかず、ブロックの核となるような基幹病院との連携も重要です。そのこと自体は理解できていたのですが、では実際、「それらの病院同士の棲み分けや協働はどうなっているのか」については、いまひとつ…だったのですが、本誌を拝読し理解が深まりました。個人的には急性期病院が取り組む介護への向き合い方も大変興味深かったです。いずれにしても、示唆に富んだ内容で私も参考になりました。

読みたい方は

こちらは日創研グループさんの「地域連携 入退院と在宅支援」という隔月刊誌とのこと。お手元にある方はぜひ開いてみてください。お手元にない方は日創研さんにお問い合わせを。

https://www.nissoken.com/jyohoshi/tr/dedicatedsite/tr_sitesample/index.html

連携に特化した隔月刊誌です。連携は診療報酬上も最重要項目ですが、どのように連携していけばいいのか迷っているケースも多いように思います。きっと参考になりますよ。

急性期病院のフレイル対策

「それいゆ」では、昨年麻生飯塚さんのフレイルへの向き合い方について紹介しています。

今は、コロナの問題があり「通いの場」の実践には困難がありますが、フレイル予防は、人生100年時代にむけても、地域共生社会にむけても必要です。 昨今の行政資料にも「フレイル」はkeywordとしてあふれていますし、ご承知の通り、国は、2040年までに健康寿命を男女とも3年以上延伸させて75歳以上とすると打ちだしています。しかしその取り組みは地域によってばらばら。同院は、地域医療支援病院として市と協働しフレイル予防に積極的に取り組んでおられ、その具体的内容を取り上げました。ポストコロナにおけるフレイル予防はどんな風になるのでしょうね。落ち着いたらまたお話を聞かせていただきたいです。

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