広報活動は先取りが肝心です。8月にお知らせしたいことを7月から作り始めているようではとても間に合いません。花粉が飛び始めたからといって、3月に花粉症の広報物作りを始めても全く遅いですよね。
今ならどんな企画を…?
3月ならそろそろ熱中症に対する企画を考え始めてもいい頃です。
熱中症で倒れてしまったら、救急車で運ばれることになるかもしれませんが、事前のお知らせとしてはショートステイがあります。冷房設備をお持ちでない高齢者さん、お盆時期のレスパイト等のために、ショートステイのご提案をして在宅介護に貢献したい、とお考えのケースは、下記のようなスケジュールで進めてください。熱中症による死亡は、8月がピークですが、5月くらいから発生しています。
3月……企画
4月……作成
5月……広報開始(予約開始)
7月8月……サービス提供
地域の皆さんが適切な選択をできるかどうかは、皆さまの広報力にかかっています。
広報は、広告のようにすぐに結果が出るものではありません。地道で地味な活動です。何度も何度も繰り返しすることが大事で、そうすることで認知度があがります(ザイオンス効果)。また、医療機関や介護施設の場合は、お知らせする先は患者や利用者、家族だけでなく、連携先も含まれます。こちらは頻繁にアクセスできるわけではありませんので、タッチポイントを増やすためには、早めの活動が大事です。