感染拡大の最中、オリンピックも実施されました。
日本人アスリート、ボランティアの活躍はめざましいものがあり、感動したものの、当然のように、コロナ禍はますます炎上し収束せず拡大の一途をたどっています。
ただ、組織委員会(IOC、JOC)、東京都、政府の行動が感心できたでしょうか?
私は、まるで日本の組織の問題点が露呈したように思えました。アスリート達の活躍が素晴らしかっただけに、残念な想いです。
若いアスリートは、自由且つ自己の楽しみを謳歌していました。「スポーツを楽しむ」彼らの意識に、時代の変化を感じ、各種委員会等の皆さんの「昭和を引きずっている感」に胸が痛む思いでした(私も昭和生まれです)。
「老害は引っ込め」
去らないのであれば責任は年寄りが取り、権限は若い人に与えるという循環が必要ではないでしょうか。
もちろん、年齢を重ねていても素晴らしい人はたくさんいます。
しかし、変化についていけなくなったら、循環を考えたほうがいい。経験値だけでしか語れないリーダーは、時代のスピードについていけるはずがないのです
(持ち上げてくれるような人はついてくるかもしれませんが…)。
記事を書いた人
岡 伊津穂
医学博士ICD感染制御医
NPO法人日本医療・福祉環境サービス法人 理事長
職業感染共済会 理事長/ 職業感染制御研究会幹事
特定非営利活動法人日本医療・福祉環境サービス協会(JHWESA) 理事長